メンテナンスが必要ないと思われている太陽光発電ですが、実際には自然災害や様々な要因で発電量が落ちたり、機器が故障してしまう場合があります。発電量の減少するということは、発電収入が減少するということで、収入が減少すれば、太陽光発電の設備の償却のスケジュールの見直しが必要になってきます。
安定した発電量、そして収入を確保するには、太陽光発電のメンテナンスが必須なのです。
太陽光発電所は、広い土地が必要になることから自然豊かな郊外に多く建設されます。しかし自然豊かな場所の発電所では、定期的に除草せず雑草をそのままにしていたところ、太陽光発電パネルに影ができて発電量が減少してしまったり、野生の動物によってケーブルが食いちぎられて発電量が激減したり、太陽光発電パネルが鳥の糞で汚されて発電量が減少してしまったなど動植物によりトラブルが報告されています。
太陽光発電システムで安定した収入を得るためには、常に発電状態をモニタし、トラブルがあったときはすぐに対応して安定した発電量を保持することが大事なのです。
また太陽光発電システムは、災害で停電が復旧するまで電力を供給できることから災害に強いといわれていますが、それは発電設備が被災していない場合です。
災害によって機器が破損した場合、漏電による火災といった二次被害の可能性があることから、破損した太陽光発電システムを自分たちで処理するのは危険です。
しかしながら、24時間発電量をモニタして異常を検知したらすぐに対応したり、定期的に発電所の設備を確認するといったことは個人で行うことは困難です。
そのため「とくとくサービスメンテナンス」といったO&Mサービスを利用する人が多くいます。O&Mサービス「とくとくサービスメンテナンス」とは太陽光発電設備の目視によるチェックに電気計測点検、太陽光発電パネルの高圧洗浄、発電所の除草・防草対策といった定期点検、遠隔監視システムによる24時間365日の発電量のチェックと、発電量減少を検知したときの対応に、初期不調点検、おためし点検といったスポットサービスを行うサービスで、太陽光発電のオーナーの6割が利用しているサービスです。
施設のメンテナンスを行わず、発電所の発電量の減少などに気づくのが遅ければ、それだけ損失は大きくなり、被害総額は数百万円に上る場合もあるのです。
太陽光発電システムは稼働部分が少なく、太陽光発電パネルについてはメーカーが10年保証を行っているところもあるため、メンテナンスは必要ないと考えている人が多くいます。
しかし、太陽光発電のトラブルを経験した人は約3割にもなっています。安定した電力供給を確保するには、「とくとくサービスメンテナンス」といったO&Mサービスの利用を検討した方が便利です。
