【発電所NEWS vol.9】現場から見るシリーズ<6>草刈りに潜む思わぬ危険
除草剤を撒いたら近隣トラブルに発展!
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新型コロナウイルス感染症に罹患された皆さま、および関係者の皆さまに
心よりお見舞い申し上げますとともに、1日も早い収束を心よりお祈り
申し上げます。
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【 ecopalの知っておきたい発電所NEWS!! 】
除草剤を撒いたら近隣トラブルに発展!
<<今回のコラムの要点をざっくりまとめると・・・>
1.雑草対策、やってますよね?
2.草刈りに潜む思わぬトラブル
<コラム詳細>
1.雑草対策やってますよね?
皆様こんにちは!ecopalでございます。
今回はこれからの時期、悩みの種になる”雑草”についてお話しさせていただきます。
以前私たちのメールマガジンでも書かせていただきましたが、夏のこの時期、雑草対策をしないと、草が伸びパネルに掛かってしまったり、蔦がパネルを覆ってしまったり、発電量が減る原因となってしまいます。
そのような事態を防ぐために、皆様はご自身や業者に委託し、雑草対策を行っていることと思います。
ですが、雑草対策と言っても単純に草刈り機で全ての草を刈ってしまったり、むやみに除草剤を撒いてしまうと、思わぬトラブルに見舞われてしまうこともあります。
今回は、実例とともに見ていきましょう。
2.草刈りに潜む思わぬトラブル
<1>草刈り機で断線
草刈り機で、生い茂った草を刈っていたところ、配線まで切ってしまうというトラブルがありました。草が長く伸びすぎてしまい、線が見えなかったのです。
こちらの対策としては、?ストリング図を用意する、?線が通っているところに杭を打ち、一目で線が通っていることが分かるようにすることがあげられます。
そして、草を刈る際は、線の通っていなところを機械で、線の近くを手刈りで、と方法を変えることによって、線を切ってしまうというリスクを最小限に抑えることが出来ます。
<2>除草剤で近隣の畑の作物まで枯らしてしまった
こちらも実際に起こった事例です。
発電所のオーナーは草刈りを業者に委託し、てっきり草刈り機で雑草を刈っているものだと思っていました。ですがある日、近隣の農家さんから連絡があり、「おたくの撒いている除草剤でうちの作物が枯れた」というのです。
除草剤を撒くことはもちろん必要なことですが、むやみやたらに除草剤を撒きすぎてしまうと、水に溶け込んでしまい、近隣の土地にまで流れ込んでしまいます。
場所を選んで部分的に使用するなどの対策をとり、上手に除草剤を活用していくことが重要となってきます。
今回のメルマガでは、実際に起きたトラブル事例とともに上手に雑草を刈る方法をご紹介しました。実際、ご自身で雑草を刈られている方もいらっしゃると思いますが、たかが雑草と思わず、丁寧に刈っていくことが重要です。
専門業者に委託する際も、除草方法をきちんと聞いたうえで、正しい施工をしてもらうようにしましょう。
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