【発電所NEWS vol.16】令和3年度に使える補助金で押さえておきたいのはコレ!
出遅れないように、今のうちに確認しておきましょう!
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新型コロナウイルス感染症に罹患された皆さま、および関係者の皆さまに
心よりお見舞い申し上げますとともに、1日も早い収束を心よりお祈り
申し上げます。
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【 ecopalの知っておきたい発電所NEWS!! 】
<今回のコラムの要点をざっくりまとめると・・・>
1.来年度の補助金はチェックしましたか?
2.主な補助金一覧
3.そのなかでも特に注目したい補助金!
<コラム詳細>
1.来年度の補助金はチェックしましたか?
皆様こんにちは!ecopalでございます。
本年最後のメルマガは、「来年度使える補助金」についてです!
そしてその補助金の中でも特に注目していただきたいものをピックアップしております!
来年がはじまってから、バタバタと慌てることのないよう、今年のうちにしっかり理解して
おいて、申請期間が始まったら余裕をもって申請できるようにしましょう。
2.補助金について
下記が省エネ・再エネについての主な補助金一覧です。
対象設備、対象業種と併せてご覧ください。
1)地域レジリエンス・脱炭素化を同時実現する避難施設等への自立・分散型エネルギー設
備等導入推進事業
対象設備:太陽光、蓄電池等
対象業種:公共施設(学校、病院、市役所)
2)PPA活用など再エネ価格低減等を通じた地域の再エネ主力化・レジリエンス強化促進事
業
対象設備:太陽光、蓄電池等
対象業種:公共施設(民間企業、一般住宅)
3)建築物等の脱炭素化・レジリエンス強化促進事業
対象設備:太陽光、蓄電池等
対象業種:公共施設(民間企業、一般住宅)
4)集合住宅の省CO2化促進事業
対象設備:太陽光、蓄電池等
対象業種:公共施設(マンション)
5)戸建住宅ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス(ZEH)化等支援事業
対象設備:太陽光、蓄電池、空調、エコキュート、LED、EV充電設備等
対象業種:公共施設(戸建住宅)
6)工場・事業場における先導的な脱炭素化取組推進事業
対象設備:未定
対象業種:公共施設(工場・事業場)
7)脱フロン・低炭素社会の早期実現のための省エネ型自然冷媒機器導入加速化事業
対象設備:冷媒機器
対象業種:公共施設(冷凍冷蔵倉庫、食品工場、スーパー)
8)先進的省エネルギー投資支援事業費補助金(旧エネ合)
対象設備:空調、冷蔵庫等
対象業種:公共施設(工場・事業場)
以上のものが、令和3年度に使える主な補助金となっております。
3.そのなかでも特に注目したい補助金!
上記で、令和3年度に使っていただける、主な補助金をご紹介しました。
今年度の条件から変更があり、公共施設以外の施設では使えなくなってしまっていたり、な
かなか使いにくいものが出てきたという印象です。
ですが、2)PPA活用など再エネ価格低減等を通じた地域の再エネ主力化・レジリエンス強 化促進事業がその中でも使いやすい補助金なのではと考えております。
こちらの補助金の詳細をご説明します。
・予算:186億円
・補助対象施設:太陽光発電システム、蓄電池システム(併設の必要なし)
・募集要件
<1>オンサイトPPAモデルを活用した太陽光・蓄電池設備設置の場合
<2>オンサイト自己所有型の太陽光・蓄電池設備設置の場合
・補助率
太陽光設備:4~5万円/kW(積載容量ではなく、パワコン容量)
蓄電池設備:2万円/kWh(家庭用蓄電池)、6万円/kWh(産業用蓄電池)
・工事費:未定
・上限額:なし
ご覧いただくと分かるように、太陽光に蓄電池の設備がついていないといけない補助金や、対象業種が公共施設のみという補助金が多い中、こちらの補助金は太陽光と蓄電池設備が併設している必要が無いうえに、民間企業、一般住宅も対象となっております。
多くの方が受けられる補助金ではないでしょうか。
上記で述べさせていただいたものは、未だ概算要求で、本予算の決定は2021年1月頃の予定です。でのすで、皆様でも引き続き最新情報の収集をしていただきますようお願いいたします。
今年も終盤に差し掛かり、気を緩めるのではなく、来年に向けた計画を立て、情報収集を行ってください。
それでは、本年のメルマガは以上とさせていただきます!
お付き合いいただき、ありがとうございました!
来年度も引き続き、宜しくお願いいたします。
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